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2018年09月14日

【第2回】図案と音楽の話「楽曲•雪夜の制作について」


楽曲『雪夜』の製作について、音楽家・小田晃生さんモナレコード・坂本君と3人でお話しした鼎談(ていだん)。雑談多めの第2回です。



----小田晃生×星燈社・山本×モナレコード・坂本『図案と音楽の話』----

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小田さんトップ画.jpg



〔第2回〕楽曲『雪夜/ゆきよ』製作のこと



楽曲『雪夜/ゆきよ』ができるまで


山本(星燈社) そんなわけでワインの話は長引いたけど、楽曲の打ち合わせはすぐに終わりましたよね。

小田さんも北国育ちだからか「雪ってあったかいよね」というテーマがすぐに共有できたのがよかったのかなあと。

それから、歌詞や曲に関しても何も注文をつけませんでした。



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山本 小田さんがイメージした雪夜の風景と星燈社の図案で、広がる風景がまったく違ってもいいし、むしろそっちのほうが面白いなあと考えていましたので。

相似形というか、違う中にも重なる1点がある、というのが楽しそうだなと。


坂本(モナレコード) なるほどね。


山本 つくるものに指定をされるのが僕けっこう苦手で。

だから嫌なことは人にしちゃいけないと思って。


小田 それは幸せなものづくりの形ですよね、本当にね。


山本 でも、違ってもいいと思っていたんですけど、実際に届いたデモを聴いたら、ものすごく星燈社の図案にぴったりで。

「そうか、図案の向こうにはこういう風景が広がっていたんだなあ」と僕も気づかされました。


小田 よかったです。うまくいきました。




空想の音と現実の音


山本 歌詞も一切直してないですもんね。


小田 そうですね。1カ所だけ確認作業をしましたけど。

「犬のワオン」っていう歌詞を、僕も一番そこをどうしようかな…でも、これでいきたいなと思って提出して。そしたら、そこについて「ここはどういう意図ですか」とお返事が来たので

「うわ!山本チェックが来た。チェック入った!」と思ったのですが、そこは相談して結局はこのままで行こうと。


山本 最初、曲の中でこの部分だけちょっと違うなあと思ったんですよね。

でもそれが実は狙い通りだっていうお話を聞いて納得したんです。


小田 耳に届く音を通して頭の中に浮かぶのが、最終的にこの図案になるような歌詞にしたんですよ。寝入りのボヤっとした中に聞こえてくるものをちょんちょんと配置していったのですが、犬のワオンが、夢見心地な中に現実的な音を差し込んでスパイスになるかなと。

これ、具体的に僕の地元のあの辺の犬っていうのがいますからね。あの辺からいつも聞こえてくる犬の声です。


坂本 外で飼われてるタイプの犬。


小田 そうです。あと、ボイラーも現実的な音ですね。凍結防止でかけとくんですよね、ボイラーを。うっすらかけたまんま寝る。


山本 時々ブオーンと音がして。


小田 たまにウーンって言うんですよね。


坂本 「ボイラー」って歌詞の言葉選びがいいよね。


山本 この単語ひとつで舞台が一気に北国になるもんね。


小田 ありがとうございます。


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山本 ボイラーと言えば、高校のときは坂本君と僕、遅刻が多くて。


坂本 多かったですね。


山本 むしろもう、坂本くんだけ段違いにすごかった。僕は周回遅れみたいな。

前期で何回遅刻したの?


坂本 80


山本 80!?


小田 遅刻の天才ですね。


山本 僕は半分の40回ぐらい。


小田 いや、それもだいぶですけどね。


山本 そんで遅刻にボイラー室が役立つんだよね。

登校する時間にはもう見守りの先生もいなくて、玄関が施錠されているんです。

でもボイラー室は当時、鍵がかかってなくて。ボイラー室から学校に入ってましたね。


坂本 やってたやってた。


小田 そこでもボイラーが必需品だと。


坂本 今は遅刻を指摘する立場だから、大きい顔して言えないんですけど。


山本 でもさ、自分が経験した上で「気持ちはわかるけど、やめようね」みたいな言い方のほうが説得力あるよね。




〔第回〕目には見えない景色を描く に続きます





-------今日のがまくん【第1458回】--------------

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がまくんと焼きもろこし

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とうもろこしにバターしょうゆをつけて焼くとなんであんなにおいしいんでしょう。





posted by 星燈社 at 09:00| 日記