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2018年09月16日

【第4回】図案と音楽の話「ネガとポジ」


「図案と音楽の話」第4回は、小田さんの創作の核の話を聞けました。
小田さんに楽曲をオファーした理由は、まさにその核の部分にあったなあと、改めて読み返していた気づきました。

ちなみに唐突にモナレコード・坂本くんが「すいません戻りました」と登場しますが、来客のため一時退席中でした。坂本くんの仕事中にモナレコードへ押しかけて対談したことによる弊害でございます。ごめん今度フルーツサンドおごるから!


----小田晃生×星燈社・山本×モナレコード・坂本『図案と音楽の話』----

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〔第4回〕ネガとポジ


小田 最近僕の中で、暗い曲とかじゃないんですけど、物事のポジティブとネガティブがあるとしたら、ネガ側を僕が担当してる感じがしたんですよね。

なので、結婚パーティーとか呼ばれても歌う曲がなかなか見つかんないんです。

それでもいいよって言ってもらってライブしますけど、だから結婚パーティーで歌うの、けんかの歌ですし。『なかなおり』という曲をよく歌うんですよ。


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小田 ネガ側というか、起きるか寝るかで言ったら寝る側の曲、暗いか明るいかって言ったら暗い側の曲で、夏か冬かっていったら冬の曲ですよね、やっぱきっと。


山本 幸せな状態のことを歌ってる曲でも、その幸せがなくなる怖さを歌ったり。

「僕はこわくなった」という曲はまさしくそれですよね。



小田 そうですね。死ぬのが怖い歌とか、そっちが多分いろんな曲を作る中で核になってるんです。

アルバムはいろいろ毛色が違うけど、やっぱり全体を面で見たときに、多分僕がすっと書けるのはそっち側の曲。

だから、星燈社さんから図案のこととかいろいろ伺いながら、そこは僕で大丈夫そうだなと感じましたね。


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山本 星燈社の立ち位置とか視点も、同じくネガ側ですね。小さい頃見た風景への憧憬もあります

『雪夜』もちいさい頃に実際見ていた風景で、僕にとっての原風景ですね。


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山本 だから星燈社のシンボルは「雪夜」にしていて、シールや社用の封筒も全部雪夜のデザインです。時々、星ですか?って言われますけど、星じゃないんです。


小田 お名前もありますしね。


山本 そうなんですよ。名前に「星」がつく僕が星燈社で星の柄をシンボルにしてたら、ものすごいナルシストじゃないですか。


小田 ヤバいですね。しかも第1弾の曲で!?みたいな。


山本 そんなに自分を前に出したいタイプでもないし。


小田 確かにそれは僕もやらないタイプかもしれない。


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山本 それこそ小田さんはCDのジャケットのデザイン決めのとき

「僕の名前もっとちっちゃくてもいいです」とか言ってたぐらいで。


小田 今でもそう思ってますけどね。


山本 いやこれ以上小さくするのはなかなか(笑)


坂本 すいません戻りました。


山本 おかえり。今、何の話してましたっけ。


小田 ネガとポジの話をしてましたね。


山本 センチメンタルな曲が得意だと。


小田 結果的にそうなってるんですけどね。

暗い人なのか明るい人なのかとはまた別じゃないですか。自分を暗い人間だと思わないけど、ただ何かを切り取ろうとしたときに、華やかで明るいものよりもその陰側にあるもののほうに興味がいくのかもしれないなっていうのがありますね。

だから、オファーされた図案が明るくさんさんと輝く太陽だったら、僕はさっと書けなかったかもしれないなと。


山本 夏の海で泳いで、みんなでバーベキューだぜみたいな。


小田 そう。ビキニの姉ちゃんイエーイみたいなことだったら、何か違う引き出し開けながら作る感じになったでしょうね、きっとね。やったと思いますけど。何か別のアプローチを考えないとなって。




〔第回〕『図案と音楽 VOL.02』に続きます



-------今日のがまくん【第1461回】--------------


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がまくんと焚き火

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焚き火をして妙に強気ながまくん。





posted by 星燈社 at 13:00| 日記