

山本 「雪夜の音楽会」チケット予約用にウェブサイトに予約フォームをつくったのですが、今回来てくださったお客さまに、また演奏会のご案内をできるようにしたらいいなあと思いまして。
小田 いいですね。
山本 そんなわけでアンケートもつけて。
「小田さんのライブの案内をお送りしてよろしいですか」ってのと
「星燈社のイベントの案内をお送りしてよろしいですか」っていう欄を作ったんですよ。
そしたら小田さんの方が「はい」で、星燈社の方が「いいえ」の場合があって。
いや別にいいんですよ。いいんですけど、まあ僕としては傷つくわけですよ。
小田 それはもう、なんでそういうことしちゃったんですか。
坂本 打たれ弱いのに。
山本 そうなの。これ傷つくなと思ってやめました。
坂本 もうちょっとふわっとやっときゃよかったのに。
小田 いやもう、シビアな道を歩まれましたね。
山本 ですね。自分で堀った穴に自分で落ちて、そっと穴をふさぎました。
小田 それはちょっとつらいやつですよ。
坂本 ライブで挽回しましょう。
山本 「あ、星燈社もいいんだね」って。
小田 「やっぱり考え直す人フォーム」を作りましょうよ。その日に受付で提出するの。
「やっぱり星燈社イベントの案内もお送りしますか?」って。
坂本 ライブにおみやげもあるの?
小田 お客さま皆さんに『雪夜』のCDが付くんですよね。
山本 そうなんです。予約だけして当日CDをもらえるパターンと、事前に送るパターンを作ってます。
人によって、事前に聴いてイメージ含まらせたいっていう場合もあれば、逆にまっさらな状態で聴きたいって場合もあるかなと思いまして。
小田 なるほど、丁寧ですよね。
でもできれば、その場でまっさらだと僕が歌詞間違えてもばれないので。
山本 確かに。
坂本 じゃあ人によっては歌詞カード見ながら聴いたりもできるわけですね。
小田 やばいですね、それは。
山本 ですね。
坂本 じゃあ会場暗くして。
山本 真っ暗にして。
坂本 見えないように。
山本 まったく歌詞カード読めないようにして。
小田 でもできるだけ歌詞見ないで歌いたいなと思うので、ちょっとドキドキしそうですね、『雪夜』の曲は初披露になるんで。
山本 そうだ、初披露ですよね。僕も音源は穴が開くほど聴いてるけど、生では聴いたことがないんですもんね。すごく楽しみ。
〔第9回〕雪夜の音楽展 に続きます
