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2018年09月27日

【第10回】図案と音楽の話「いつか見た風景」


「図案と音楽の話」第10回前半は、タイトルの話。曲名やアルバムのタイトルの名付け方ってどうなっているんだろうって話、知ってるようで知らないですよね。
後半は、東京から離れて暮らすようになった小田晃生さんに、創作活動の変化を伺いました。
おそらく東京で仕事をしている人は、一度ぐらい「東京から離れてやっていけるかなあ」と想像したことがあるんじゃないかと思うんです。





名付けること

山本 小田さんの曲は、タイトルと曲の中身はどっちが先に決まってるんですか。


小田 場合によりますね。図案は、やっぱり描いてから名付けるんですか。


山本 両方ですね。でも先に名付けてから出来上がる図案って、たいてい名前と柄のイメージがずれますね。

逆にぼんやりイメージを持って描いて、出来上がってから名付けるほうがしっくりくるかもしれません。

「子どもが生まれる前に名前をつけておくか、それとも顔を見てから名付けるか」みたいなことかも。


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小田 僕は両パターンあるし、両方の場合で、これで良かったなって曲もあります。

でも、もうちょっと考えておけばよかったなーっていうタイトルもありますよ。このタイトルにしちゃったかーみたいなのが、実はありますね。


坂本 変えるわけにいかないですもんね。


小田 世の中的にクレジットしてしまったものはさすがに反則かなって。


山本 そうですよね。


小田 アルバムでも、タイトルから先に決めたやつもありますね。モナレコードから出したファーストアルバムは後で決めましたけど、セカンドアルバムは先にタイトル決めて。


山本 『発明』


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小田 『発明』ってアルバムはきっとこの世にまだないだろうから、それでいこうと。

だから、場合によって名付け方は違ってますね。

ソロアルバムは3枚出してて、4枚目も今タイトルだけはもう決めました。


坂本 発売は来年ぐらいですか?


小田 まだわかんないですね。いろいろ優先事項があり過ぎて。


山本 自分のことが一番後回しになっちゃいますもんねえ。


小田 そう。ソロはいつでも自分でできるっちゃできるので、発売時期はまだ分かんないですね。

曲はできてるから録れたら録りたいんですけど。今は、先にCOINNのアルバムが来年リリース目掛けて作業中です。




いつか見た風景

山本 小田さん、山梨に引っ越しなさったじゃないですか。

それで仕事の仕方は変わりましたか?


小田 そこまで変わってないですね。東京で組んでるグループもずっと続いてますし。

ただ僕がちょっと遠くから来るので、「まとまった時間でやっちゃおう」ってメンバーも気遣いをしてくれるんです。

僕もそういうオーラを出していて、少し家にいられる時間が増えた気もします。でも顕著に変化はないかなあ。考えごとする時間は増えたなあというのはあります。


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小田 あとは、見る風景が変わりましたね。

自分が子どもの頃に住んでたような風景の場所に、今一度いるんですよ。


だから、俯瞰して田舎ってこうだなとか、逆に都会ってこうだなとか、そういうことを考えるようにはなりますね。

東京から1時間とか1時間半ぐらいで行ける場所なんですけどとんでもない田舎で、そこに住んでる子たちとかはいつか大きくなったときに都会も選べるし、田舎も選べるっていう郷里なんですよね。


山本 それは素晴らしいですね。


小田 選択肢があるっていうのは豊かなことだなあって思ってます。



〔第11回〕地方と都会 に続きます





-------今日のがまくん【第1472回】--------------


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がまくんとお月見

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皆様今年はお月見できましたでしょうか。
僕は雨で見られませんでしたが、東京の夜風は秋のにおいになってきましたね。


posted by 星燈社 at 10:00| 日記