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2010年06月20日

遠くアフリカJ



ザンジバルから帰ってくると、もう今回の僕の旅は終盤。
と、ここで、実は詳しく書いていなかったのですが【遠くアフリカE】【遠くアフリカF】の間に「ルアハ国立公園」という自然保護区に行き、アフリカの手つかずの自然を見てきていたのでした。
ちょっと時間軸は前後しますが、どうぞアフリカの自然の鮮やかなコントラストをお楽しみください。

※ちなみに、まだこのときは健在な池田くんのカメラも見所です。(カメラ事件についてご存じない方は【遠くアフリカI】をご覧ください)


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寝ぼけ眼をこすり

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ガイドを雇って車に乗り込む。


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アフリカの自然が残る国立公園までの道は、当然未舗装。
かなり道はガタガタなのですが、道中の暇つぶしとして、互いの高校時代の痛手を突き合っていた僕らの精神状態も同じぐらいガタガタ。

高校1年生の頃、池田くんはモヒカン・ヘアーだったのですが、僕は僕で何を勘違いしたのか茶髪にパーマのボンバー・ヘッドでした。
さらに高校の入学式の次の日に配られた学年通信で「今年はボンバーヘッドの生徒が入学してきたので誠に遺憾である」と書かれたことをモヒカン池田に掘り返され、僕の精神状態はもはやアフリカの道路よりもガタガタ。あー恥ずかしい。

でも当時飼っていた鳥(スズメ)が僕のボンバーヘッドを巣だと思い込んで羽を休めていたのはいい思い出です。


まあそんな話はさておき
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ガタガタ道を越えて国立公園として囲われているエリアに入場。

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僕らは車の上に乗っていました。
落ちたらライオンの餌食ですね。
「そんな国立公園の中で襲われることないんじゃないのー」
と思われるかもしれないんですが、僕らが国立公園に行った夜、現地の人がしっかりライオンに襲われたそうです。戦慄!

国立公園エリアに入場しても相変わらず僕ことボンバーヘッドがモヒカン池田の過去の痛手(レコードと間違えてLDを大量購入)を掘り返していると、車が急停車。


なんだよ急に止まって!と思ったら

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すぐそこにキリンがいました。

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こんにちはー

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でもいま食事中なのでさようならー。


正直僕は大自然よりもむしろ、人間の生活の中の雑踏や暮らしぶりに異国情緒や魅力を感じるほう。
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でもこの大河川はスケールが違いました。
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僕のちっぽけな悩みぐらい流してくれそうな雄大さ。
そういえば帰国してから、前よりいっそう小さなことで悩まなくなりました。
でもこれ以上悩まなくなるとただのバカになりそうなので気をつけないと。

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あっシマウマ!

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いらっしゃい!

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こちらは憧れのバオバブ・ツリー。
なんて雄大な立ち姿なんでしょう。

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抜けるような青空。

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あっまたシマウマ!

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いらっしゃい!



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今夜泊まるロッジ近くで休憩。
この茅葺屋根の建物は食堂なのですが、屋根をよく見ると

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ゾウになっています。
こういう小さな遊び心が大好きです。

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この日は運よく、かなりの快晴。
国立公園に来るのにこれ以上の天気はありません。
しかし遮るものが何もない炎天下、車の屋根の上は灼熱地獄。
水を飲んでも飲んでも汗となり、さらにそれがどんどん気化していきます。
しまいには、あまりに僕らの汗が気化しすぎて

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雲ができました(ウソ)。

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日本列島そっくりの雲も発見。

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池田くんのカメラもこの時はまだ健在。

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パシャリ
このあとダルエスサラームで、思いもよらない不幸が彼を待ち受けているのですが、神ならぬ身の彼がまだそれを知る由もなく。


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バオバブの下で遊ぶ子供たち。
動物があまり寄り付かない地域には、普通に人が暮らしています。別に柵があるわけでもなんでもありません。人と自然とのバランスって、きっとすごく微妙な均衡の上に成り立っているんですね。

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シマシマ。

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彼らはインパラ。

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今こうやって写真を見ると「おおー、空が広くてどこまでも続く大自然!」と思ってしまうのですが、これを撮ったときには「とても写真にはおさまりきらないし、全然写真じゃあ良さが伝わらないな」と強く思いました。

どんな優れた写真でも文章でも映像でも、その土地の空気や温度、においや空間の広がりまでは伝えきれません。
今はインターネットで世界中のあらゆる風景を瞬時に見られる時代。でもやっぱり自分の目で見て肌で感じなきゃ本当のことはわからないんですよね。
いやむしろ、そんなインターネット時代だからこそ、生の経験の重要さが浮き彫りになっている気がします。



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そして日が暮れ

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夜の闇がやってきました。
小さく見える彼らは夜の闇の中で狩りをするジャッカル。

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こちらは僕らがこの日泊まったコテージ。
なんだか妖精たちが入ってきそうですねー!
まあ実際に入ってきたのは

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巨大ヤモリでしたが。


【遠くアフリカK】へ続く
posted by 星燈社 at 20:55| 『遠くアフリカ』