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2010年06月22日

遠くアフリカL



アフリカ旅行最後の夜、最後だということでビールを飲みながら池田くんと珍しく仕事の話をしました。ジーンズのより良い色落ち方について大真面目に話していた頃に比べると、思えば随分おっさんになったものです。

色々と話していた中でハッとしたのは「星くん(僕のこと)の会社は生活者のための会社だよねー」と言われたこと。
そういえば僕は何よりも生活者の役に立つためのモノなり会社を作ろうとしているような気がします。
これは言い得て妙だなー、と思って次の日池田くんにその話をすると「ごめん酒に酔ってて覚えてないわ…」そして「でも俺随分いいこと言うね!」とのこと。そんな池田くんがしかし、生徒に勉強を教える場面になると一気にしっかりするんですから仕事っていうのは不思議なもんです。

それに、アフリカの学校で「起立・気をつけ・礼」を導入したり、面白い実験をどんどん授業に取り入れる池田くんの働き方を見て「仕事が楽しくない」と不平を言うんじゃなくて「自分から仕事を楽しくする」ってことの重要さを知りました。
そもそも「第三世界で教師をしている」なーんて聞くと「奉仕」を想像しますが、池田くんはあくまで「おもしろそうだから行った」というスタンス。そう考えると「仕事を楽しむ・楽しくする」という性質は天性のものなんでしょうね。電気もないキゴンセラに住んで、いっそうその性質に拍車がかかったような気はしますが。

起立・気をつけ・礼・イン・キゴンセラ村の図82.JPG
はいじゃあ今日の授業はここまでー。みんな起立ー。


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気をつけーー


84.JPG礼ーーーーー


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先生ありがとうございましたーー


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ペコリ


そして明くる日の昼過ぎ、僕は懐かしの日本へと帰る飛行機に乗るために空港へ。ありがたいことに池田くんが空港まで見送りに来てくれるとのこと。


空港までタクシーで行こうと、
タクシーが集まる場所へ足を運ぶと
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いきなり手をつかまれての客引き。

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しまいには両手を引かれて池田くん大人気。
しかし何で池田くんちょっと嬉しそうなんですかね。



空港までの道路は大混雑。こういうときを見計らっていろんな物売りがやってきます。カシューナッツやトウモロコシ・水売りはわかるんですが、時に「いやこれは絶対買わないだろー」という物を売りに来る人がいて、それを見ているだけで渋滞も楽しくなります。たとえば

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めちゃめちゃでっかい地図とか。
「あ、忘れてたーでっかい地図買わなきゃ!」
なんてことにはならないでしょう絶対。


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空港に着く頃には豪雨。

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タクシーから空港に入るまでのわずかの間にびしょびしょ。



二週間という短い期間でしたが、アフリカの自然や世界遺産ザンジバルの街並み・人の生きる力のあふれる市場の雑踏を肌で感じることのでき、とても濃密な日々でした。
いつかもう一度アフリカに行きたいなー。その頃にはきっとまたモノの見方や感じ方も変わっていて、また新鮮な気持ちで楽しめるでしょうし。

そんなわけで、これにて「遠くアフリカ」おしまいです。
駄文にお付き合い下さいました皆様、どうもありがとうございました。

と思いきや、あと一回「遠くアフリカ-大団円」をお届けします。
というのも、実は明日23日、池田くんがキゴンセラでの教師の仕事を無事終えて後任に引き継ぎ、数年ぶりに日本に帰ってくるのです。お帰りなさい!
もう今は日本行きの飛行機に乗っている頃でしょうか。
キゴンセラで教師の仕事をできたらもう、世界のどんな場所でどんな仕事をしても大丈夫でしょう。
ましてや日本で教師の仕事をしたらあんまり張り合いがないかもしれませんね。まず電気あるし。


そんなわけで、「遠くアフリカ-大団円」よろしければ是非ご覧ください。

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池田先生おつかれさまでした。


【遠くアフリカ-大団円】へ続く
posted by 星燈社 at 20:00| 『遠くアフリカ』