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2010年07月11日

「和」の使い方

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昨日・一昨日と、文具・雑貨の展示会に出掛けてきました。

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同時開催で色々と展示会がやってました。
東京国際ブックフェア、楽しそうですね。
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会場案内図のパンフレットを見ていると
「和×デザイン」というブースが出ているようでした。

デザイナーの新しい視点を「和」に取り入れたものづくり、というのが最近ちょっとした流行になっているようです。

「和」に注目が集まる流れは個人的にとても良いと思うののですが、見渡すと中には何だかよくわからないものも沢山あります。

そもそも「和×デザイン」というのなら、和がデザインを引き立て・デザインが和を引き立てないといけないと思います。
ただ見たことない組み合わせを作って「今までにない和」なんて言うのはどうなのかなーと。

和菓子に例えると、「和×デザイン」は「小倉×生クリーム」を作るべきであって、斬新な組み合わせだからといって美味しくもない「醤油×ゼリー」を作ってもしょうがないと思うのです。
いやしかし小倉あん×生クリームは本当にびっくりするぐらい引き立て合いますよね。最初に気付いた人は本当に偉いです。
最近ならずんだ茶寮「ずんだシェイク」にも感動しました。

と、ずんだから話を戻して、いざ「和×デザイン」の蓋を開けてみるとそんな「醤油×ゼリー」のような
「和を題材にデザイナーが異素材を組み合わせて斬新なものをつくる」ことに終始してなんだかよくわからないものが結構沢山ありまして。
そういうものは一部のデザイン好きの人には受け入れられるのかもしれませんが、普通の人たちに理解できるものじゃないと、結局は続いていかず・そして工芸も発展しないと思います。

当たり前のようでいて一番大事なのは多分「使い手の目線」で、
それをいつも大事にすることが「小倉×生クリーム」のような、
より良い「和×デザイン」を作るコツなのかもしれないですね。

posted by 星燈社 at 23:17| 製品ができるまで