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2010年09月01日

つながること

今日の日記はちょっと長くなりますが、よろしければどうぞお付き合い下さいませ。


友人と電話していて日本の農業についての話を聞きました。

「ひと昔前の日本の農家は、自分たちで作った野菜を、問屋に卸して『あとは勝手に売ってくれ』って形だけだったんだけど、最近は変わってきてるんだよねー」というような話。

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ざっくり言うと、農家自身が『道の駅』やレストランに直接卸す道を開拓したり、インターネットでの直接販売に力を入れ始めているんですって。

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「インターネットの直接販売によるファン作り」は、たとえば新潟の『そうえん農場』さんがやってらっしゃることですね。
(ちなみに『そうえん農場』のお米は、上の写真・中央区月島『こっさ。』さんの店頭でもお買い求めになれます。)

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さて一方の「道の駅への直取引」ですが、こちらも続けていくと

→作り手と売り手(もしくは消費者)が近づく
→農家は販売者(消費者)の顔が見えるようになる
→販売者(消費者)も作り手の顔が見えるようになる
→お互いに信頼が生まれていく

というような好循環を作ることができるのですね。

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何が言いたいのかというと、上の農家の話はそのまま服飾雑貨メーカーにも当てはまるなーと感じたのです。

雑貨メーカーはちょうど農家と同じく『作ることだけを考えて、販売は全部問屋任せ』というところが(最近は減ってきているようですが)今でも結構多いそうで。

でも、服飾雑貨も「農家が道の駅に野菜を卸す話」と同じで、作り手と販売者が近づいた方がきっと良いはずだ、と僕は思います。
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「農家が道の駅に野菜を卸す話」を雑貨メーカーに例えると

→メーカーと小売店(もしくは使い手)が近づく
→農家は使い手の好みや小売店の好みを把握できる
→使い手(もしくは小売店の方)もメーカーポリシーを深く知ることができる
→お互いに信頼が生まれていく

となるわけですね。ざっくり言うと。

特に値段や知名度では決して大手には勝てない小さな会社は、自分たちの想いを深く理解してもらうことが何よりも大切です。

だからこそ当社は、たとえ問屋を通した方が最終的な卸し先が広がるとしても、小売店さんとお互いが信頼し合える直取引のみでやっていきたいと思っています。

問屋を通さない分、中間コストを減らすことが出来て良いものを安く出せるという利点もありますしね。

まあそんな建前はそこそこに
「日本全国の小売店の方々とお知り合いになれるなんて、そんな楽しい機会を問屋に譲るわけにはいかないぞ」
なんていう理由が一番だったりするんですけどね。

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そんなわけで今日も明日も来年も、時間の許す限りは全国の小売店さんへ直接足を運びたいと願うのでありました。
posted by 星燈社 at 21:44| 製品ができるまで