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2012年05月25日

一問一答


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こんにちは、山本です。

先日、石川県立伝統産業工芸館にて、90分に渡って、
星燈社の仕事についてお話しさせて頂きました。
そして恥ずかしながら帰ってまいりました(横井さん)

その際、来場者の皆様からいろんな質問を頂きまして、
僕自身あらためて色々と考える機会になりましたので、
一問一答形式に、少し加筆してご紹介致します。



●コンサルのような仕事をする予定はありますか?

→星燈社は、自分たちも在庫を抱える、メーカーという形で運営しています。
なぜなら、在庫を抱えないコンサルのような仕事にすると、悪く言えば「言いっぱなしの、作りっぱなし」になる恐れがあるからです。
そんなわけで、今のところ僕はそういう無責任なことはやりたくないなあと思っています。



●金沢の工芸品を使って、製品作りをする予定はありますか?

→まだ具体的にそういう予定はございませんが、
素敵だなあ作ってみたいなあと思う品物が沢山ありますので、機会があれば何か作ってみたいです。



●星燈社で「日本の色」を使っているのは、外国を色々見てまわってきたことが関係しているのでしょうか?

→外国を見ていなかったら、日本の色を使おうとは思わなかったかもしれません。
たとえばアフリカやインドの布は、色柄がとてもはっきりしています。
そのビビットな色柄は、彼らの肌の色や気候風土に似合う形で発展してきたのだなあと感じました。

そういう意味で、日本人の肌に似合う色柄は、日本の風土で育まれてきた曖昧な色を持つ、日本の伝統色を使った和柄だなあと感じています。

和柄の表現は「事実を、少しだけやわらかで曖昧」にします。
その表現方法は、日本語の言語表現に通じるものがあり、日本らしい良い文化だと思っています。
そんな「曖昧さの文化」を、星燈社の和柄を通して伝えていければいいなとも考えています。


●星燈社は利益率の高い品物を作っているように感じますが、いかがでしょうか。

→製品によって様々です(これについての詳細は、当日お越しになった方のみの秘密ということで)。


●デザイン以外での、他社との差別化はどのようにされていますか。

→デザインで他社に負けていた場合には、すごく当たり前ですが、「人」ががんばるしかないかなーと思っています。
たとえば、すごくコーヒーがおいしいけど雰囲気が気取りすぎている喫茶店より、コーヒーはまあまあだけど、なんだか居心地の良いほがらかな喫茶店の方が僕は好きです。モノ作りも、それと同じなんじゃないかなと考えています。



というわけで、なんだか長くなったので、一問一答は明日に続きます(たぶん)。


----------今日のこぼれ話----------


誰かに話しを聞いてもらうとき、
「正しいこと」よりも「楽しいこと」を話すようにしたほうが、
多くの人に耳を傾けてもらえるような気がします。


そういえば日本の神話でも、
天照大御神が天岩戸の洞窟から出てきたのは
正論で説得されたからじゃなくて、
外から楽しそうな声が聞こえてきたから、でしたねー。


----------今日の1枚----------


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自宅の台所にも、抹茶白玉を掛けています。手前味噌ながら気に入ってます。


(山本)

posted by 星燈社 at 12:00| 星燈社だより